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循環器に起こりうる術後合併症とその根拠
麻酔からの回復に伴い、血管が拡張し循環動態も回復。止血操作が不十分な場合は、術後24時間は特に後出血が起こりやすい。出血が多い場合は血圧低下、ショック状態を起こす場合がある。
血圧が高い場合は、出血を助長するため注意が必要。
循環器術後の観察項目
- 血圧
- 脈拍
- 意識レベル
- 皮下出血の有無・創部の出血
- 発赤、腫脹、熱感、疼痛の有無
- ドレーンからの排液と性状と量
- in-outバランス
- Hb、RBC、Ht
循環器疾患、術後1日目
- リスクが高い
循環器疾患、術後1~3日目
- 後出血のリスク低下
- 循環動態安定の時期
循環器疾患、術後4~6日目
- 合併症を起こすリスクは低下
- 問題がない場合は、優先順位は低くなる。