褥婦のアセスメント

分娩後の褥婦と新生児のアセスメントとケア。褥婦へのケア、アセスメント、観察、指導についてまとめます。生理的、心理的ケア、観察ポイント、新生児に見られる神経反射など。

分娩~帰室まで

  1. 母子の早期接触を行う
  2. バイタルサインの観察を行う
  3. 子宮収縮の状態観察
  4. 悪露の性状観察
  5. 帰室時に排尿を促す
目次

褥婦へのアセスメント

  • 生理的、心理的ケアを行う
  • バイタルサインを測定し、把握する
  • 歩行開始後、立ちくらみや転倒に注意する
  • 吸啜刺激を与え、子宮収縮を促す
  • 初乳の利点の説明
  • 搾乳のアドバイスを行う
  • 沐浴の指導を行う
  • 退院の指導を行う

観察ポイント

  • 食欲、睡眠、疲労などの一般状態
  • 乳房の状態
  • 子宮収縮、後陣痛の程度
  • 悪露の性状の観察
  • 外陰部の状態

新生児のアセスメントとケア ~出生から24時間~

  • 低体温の予防
  • 外表奇形の確認
  • 1時間、2時間でのチェック
  • 沐浴の際は外表異状の有無と変化を観察する
  • ビタミンK2シロップの与薬
  • 足底より採血し、ビリルビン値などの検査を行う
  • ガスリー法採血により、先天性異常の検査を行う
  • 医師の初回診察を行う

>> 沐浴演習でのレポート

新生児に見られる神経反射

神経の異常や発達を知ることが出来る。

  • 引き起こし反射
  • 吸啜反射
  • ルーティング反射
  • 把握反射
  • ペレー反射
  • モロー反射
  • 自動歩行反射

新生児の便の移行

胎便…濃緑色

移行便…母乳を飲むようになると少しずつ黄色味をもつようになる

普通便…黄色のつぶ状の便になる

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