包帯法の目的
被覆・圧迫・支持・固定・牽引・矯正
包帯材料の種類
- 巻軸包帯
- 布きん包帯
- 複製包帯
- 胸帯
- 投石帯
- 硬化包帯
- 絆創膏包帯
- 眼帯
- 耳帯
- チューブ包帯
等
基本的な巻き方
環行帯、らせん帯、蛇行帯、折転帯、亀甲帯、麦穂帯、反覆帯
巻き始め(環行帯)
①尾を斜め上に向けて、巻く部位に置き、尾の端を軽く押さえる。
②右手で帯頭を持ち、転がすように一巻きする。
③尾を折り返し、さらに一巻きして固定する。
- 環行帯…巻軸帯での巻き始め、巻き終わりに行う。
- らせん帯…らせん状に同間隔で巻き進む。1/2重ねると2重、2/3重ねると3重になる。
- 蛇行帯…ガーゼや副子を固定する時使う。包帯を重ねず等間隔で巻く。
- 折転帯…らせん帯の一種で、身体の輪郭に沿って密着させるため、包帯を折り返しながら巻く。
- 亀甲帯…離開亀甲帯と集合亀甲帯がある。関節の屈曲・伸長がある程度可能。
- 麦穂帯…亀甲帯とは反対に伸側を交差させる。肩関節、股関節、項部等で使う。
- 反覆帯…指、頭部など端の部位を覆う。中央から両端に広げていく。
布巾包帯
三角巾、四角巾、腹帯、T字帯 等
腹帯は右前にする。
ネットチューブ包帯
頭頂部を結び、残りを頭部にかぶせ、中央を切りあごの下で結ぶ。
目次
包帯交換
原則
- 目的の達成
- 感染予防
- 循環障害の予防
- 運動障害の予防
- 外見が美しく、患者に配慮し、安全・安楽である。
注意点
- 無菌操作を厳守
- 医師、看護師の実施前後の手洗い
- ベッドや体に触れてはずれない位置で留める。
感想
今回のビデオと、事前学習で今まで知らなかった多くの巻き方を知る事ができた。まだ実際に巻いた事がなく、どのような症状にどの巻き方が適しているのか等、身に付けるべき知識がたくさんあるので、これから演習や実習などで学び、正しく美しい包帯法を習得したい。