目次
沐浴前の観察
沐浴を行う前に新生児の状態を観察する。
- 熱の有無
- 皮膚の状態、全身状態
- 機嫌が悪い、体調など
沐浴の必要物品
- ベビーバス
- 温湯計
- 石鹸(ベビーソープ)
- 肌着
- バスタオル
- 沐浴布
- ガーゼ
- 綿棒
沐浴の留意点
- 沐浴前に新生児の状態を観察し、沐浴可能か判断する。
- 授乳直後は避ける。(または空腹時)
- 沐浴時間は5分程度
- 首がすわっていない場合、首をしっかり持って行う。
沐浴演習での手順
- 事前に肌着・浴衣・オムツをセットし、バスタオルをその上に広げる。
- 湯温を手で確かめる。(38℃~40℃)
- 沐浴布をかけ、足からゆっくり湯に入れる。
- 目の汚れをしぼったガーゼで目じりから目頭に向けてふき取る。
- 石鹸を泡立て、顔を洗いしぼったガーゼでふき取る。
- 石鹸を泡立て、頭を洗う。
- 頸部→胸部→腕→腹部→足→陰部 を沐浴布をずらしながら洗う。
鼠径部、脇、ひざ裏、指の間、あごの下、など皮膚が重なる箇所に垢がたまりやすい。 - 脇に手を入れて支え、うつ伏せにし、背部を洗う。
- 仰向けに戻し、かけ湯をしたらバスタオルにのせ体を拭く。
- 袖を先に通し、臍帯の処置を行う。(今回はガーゼで保護しました。)
- オムツをあて、肌着・浴衣を着せ、耳・鼻を綿棒でキレイにする。
臍帯の処置
出血があればガーゼをするが、基本は消毒だけで良いが、施設によって指導の方法などが様々。