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「狼に育てられた子」から考える幼児期の発達過程

小説「狼に育てられた子」を読んでの考察です。シング牧師による日誌とジング教授による考察をまとめた本である。1920年に狼より救出された2人の子供「カマラ」と「アマラ」の成長の記録と過程を記した書籍である。

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「狼に育てられた子」を読み、最初に感じたことは、現代の医学や科学であれば、アマラとカマラは助かったのだろうかという部分である。1920年といえば、ペニシリンすら発見されておらず、今であれば助かる病気で多くの人が命を落としていた時代だ。子供の発達段階や、教育方法についても、私自身が子供の頃に書かれた本と最近書かれた本では180度異なる内容が書かれている。

現代の乳幼児の発達の目安として、スキャモンの成長曲線があるが、人間の身体や脳が急激な成長を遂げるのは個人差はあるが0歳~6歳の間とされている。
一般的な子供は、0~1歳の間は自由に動く事が困難であるため、目や耳を使って、母親の動作や表情を観察し、その言葉に耳を傾け、そして児も動こうと努力することで寝返り、ハイハイ、つかまり立ちとステップアップする。1~3歳は自由に手足が動かせるようになったことで、様々な物に触れ、そして自分以外の人の動作や言動を真似ることで成長をしていく。この頃からルールの理解が出来る様になり、食器の使い方、マナー、集団生活に伴うルールなどの理解が可能になってくる。

カマラとアマラは成長にとって重要な時期を狼と過ごしたことで狼として自分を認識し、狼と同じ行動をとる様になってしまっていた。しかしシング牧師やシング夫人の努力によってゆっくりではあるが成長していくことができた。

乳幼児の成長は非常に速い。この時期に日本では保育園、幼稚園に入所することが多く、集団生活や様々なルールについて学んでいる。しかしやむなく長期に病床につかざるを得ない児童などもいる。これまで学んだ知識を活かし、そのような児にも対応できる看護師を目指したいと思う。

追記:「狼に育てられた子」、実際にそのような少女がいたか、狼が育てたかの真偽は諸説あるようです。現代では否定的な意見が多いようです。が、課題として出てしまったので一応、本当の話である設定でレポートを書きました(^^;

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